すっきり快眠のQ&A

睡眠Q&A

睡眠についてよくある質問をまとめました!
ぜひ当てはまる人は活用してくださいね。LINEなどでお気軽にメッセージいただければご返信しますので、ぜひLINEをご活用ください。

質問:夜中に目が覚めてしまうのですが、良くないでしょうか?

【回答】
加齢とともに眠りの持続性が低くなっていくため、中年(40~50歳)以降の人は、夜中に少し目が覚めることがあっても特に問題はないでしょう。また、日中に摂取した塩分の過剰分が 睡眠中に排出されるので 夜間の排尿回数が気になる人は、減塩を心掛けていると夜中に目が覚める回数が減るかもしれません。ただし、一晩に3~4回以上起きてしまう場合や、翌日の生活に 影響するほどの場合は、専門医への相談をおすすめします。

スリープスコア

質問:1日に何時間眠るのが適切でしょうか?

【回答】
必要な睡眠時間は個人差が大きいため、一口に「何時間の 睡眠が良い」とは言えません。成人では6~9時間が目安とされますが、それぞれの活動量なども睡眠時間に影響を与えます。です から、休養感があることが、その人の適切な睡眠時間となお平日と休日で睡眠時間2時間以上の差がある場合は、睡眠不足のサインですので、平日の睡眠時間を増やすようにするのが良いでしょう

質問:夢を見る時と見ない時で、睡眠の質は変わるのでしょうか?

【回答】
夢を見ない睡眠はありません。私たちは眠っている時 夢を見る「レム睡眠」と、大脳を休める「ノンレム睡眠」が約90分周期で入れ替わりながら、体を整えていきます。睡眠中は記憶機構が休んでいるので 夢の内容を覚えていませんがレム睡眠直後に目覚めると覚えており 「夢を見た」ということになるのです。そのため、夢を見る時と見ない時とで睡眠の質に違いが生じることはありません。ちなみになんですが、私たちがなぜ夢を見るかについてはまだ解明されておらず、謎に包まれています。

質問:夜中にいびきをかいてしまうのですが、どうすれば改善できるでしょうか?

【回答】
多くの人がいびきを かいているといわれており、少しのいびきは問題ありませんがひどい時は睡眠の質が下がっています。
寝る前のアルコール摂取や食べ過ぎを避け、肥満の人は減量すると改善につながります。しかし激しいいびきは、睡眠時に何度も呼吸が止まったり、
浅くなったりする「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があるので、早めに専門医に相談しましょう。高齢者や肥満の人は睡眠時 無呼吸になりやすいとされますが、その場合睡眠で休養感が得られにくくなり 高血や糖尿病のリスクが高くなるので注意が必要です。

無呼吸症候群

質問:ぐっすり眠れたかどうか知る方法はありますか?

【回答】
真剣に知りたい場合は、専門病院・施設で測定することができます。
この他に毎日できる簡単な方法は、目が覚めたら布団の中で脈拍数を測ること。
手首に指を当てて約1分間脈の回数を数えます。脈拍数は成人の場合で安静時1分間に60~100回です。ぐっすり眠れた朝は、普段よりも脈拍数が少なくなります。最近は、睡眠中の状態を測るスマホアプリもあるので、それを活用するのも良いかもしれません。

質問:なぜ寝返りを打つのでしょうか?

【回答】
私たちは睡眠中、無意識で複数回の寝返りを打ちます。
寝返りは、体の一部位が圧迫され続け、その部位の血液循環が滞ることを防ぐ生理的な体の動きそのため、寝返りを打てない環境では休養感が減ってしまいます。体が沈み込むやわらか過ぎる布団や、骨などを圧迫するようなかた過ぎる布団は、寝返りの回数を増やし、体を疲れさせるので注意しましょう。
また、寝返りは布団の中にこもった空気を入れ替え、布団の中の温度や湿度を調節する働きもあります。しっかり寝返りを打てる睡眠環境を作りましょう。

質問:寝室はどのような環境にすれば良いですか?

【回答】
寝室を真っ暗にして寝る人もいますが、中には薄暗い光がある方が寝付きが良いという場合もあります。間接照明や足元のライトを使うなどして、好みの暗さにすると気持ちが落ち着いて眠りやすいかもしれません。
また、寝室の壁やインテリアには目が覚めるようなホップな色を避け、心が落ち着く淡めの色、パステルカラーなどを取り入れるのがおすすめです。このほか、静かな音楽を流したり、緊張した心をほぐしてくれるアロマをふんわりと香らせたりも良いでしょう

質問:「スリープテック」とは何でしょうか?

【回答】
最近、新聞などで「スリープテック」という言葉を見かけます。これは、ITや人口知能(AI)などを用いて、睡眠をデータ分析したり、睡眠の質を高めたりするための製品・サービスを指します。睡眠記録機能を備えた指輪タイプの端末、太陽光を模して、体内時計のリセットを試みみる目覚まし時計など、ラインアップはさまざま。その背景には、睡眠の質の低下が健康を損なうだけでなく、経済損失を引き起こす要因でもあることが世界的に認められたという事実があります。自分にとって使いやすい製品を選ぶのも楽しみになるかもしれません。